秋田酒類製造(高清水)
丑三つ迄(うしみつまで)
生酛純米吟醸
日本酒度+1
アルコール度数15.5%
酸度1.9
原料米【秋田酒こまち】
精米歩合45%
酵母【非公開】
type 火入れ
酒造年度 R2BY
四合瓶のみ ¥1.870-(税込)
生火入れを1として【丑三つ迄】第2弾は
加藤均(杜氏)が醸す【気魄の食中酒】❗
※蔵元より
丑三つ迄の第2弾は、日本酒文化の"不易流行"。不易は「本質的にいつの時代も変わらないもの」、流行は「時代に応じて変えるべきもの」。
長い歴史を持つ日本酒の不易は「酒菜(さかな)との親和性」と考えます。食に寄り添い、引き立て、人の心を朗らかにするもの。
加藤の真骨頂「絶妙な香味の調和」がここに活きます。
このお酒は、全国新酒鑑評会の連続受賞記録の加藤の技を、酒としての【名(めい)】ではなく【実(じつ)】に注いだ気魄の食中酒です。
大正時代、吟醸造りの礎をつくった花岡正庸(はなおか まさつね)氏ほ、5割減内外の精白、精米温度の低さなど「精米の質」の重要性を説き、秋田では「20回掛け(ハシゴの昇降回数)で精米係が泣く思いで仕上げた」と表現していました。その衣鉢を継ぎながらも、そこにさらに流行りを追究します。
2019年に導入したダイヤモンドロール精米は、摩擦熱による精米温度の上昇を抑え、糖切れが良い。そして花岡氏の教えを高い次元で具現化すべく45%まで磨きました。
今回、あえて純米大吟醸表記にしなかったのは、食が主役、酒はあくまで脇役という想いです。一杯目、二杯目、三杯目それぞれを「美味い」と感じ、知らぬ間に箸が進んでいることに気が付きます。静かに寄り添い、酒として主張し過ぎることなく、それでも凛とした風格を感じさせる名脇役。
熟成したR1BYとR2BYを迷いましたが、このお酒の特徴である【青リンゴ様なの香り】の効果的な使い方をより感じていただくため「お披露目」はR2BYを選択しました。
サンプルを詰めた3/9の時点では少し硬い印象ですが、ここからの動きが大変愉しくもあります。桜の開花に合わせて、酒も開く「極上の花見酒」です。
長い❗ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
飲みごろ温度は10~15℃、燗なら人肌35℃から上燗45℃までの表情をお楽しみください
サンプルを冷で飲んだ印象はスッキリとして杯が進む印象でした🤤